介護サービスとは、介護を必要と認定された人が利用できるサービスです。介護サービスを受けるためには、市町村の窓口に申請して、
自宅に訪問調査をしてもらます。介護認定審査会によって要介護(1~5)や要支援(1~2)などに該当すると判定されると、要介護認定されます。その後、ケアマネージャー(介護支援専門員)に介護サービス計画書(ケアプラン)を作成してもらって、ケアプランに沿った介護サービスを受けることができるようになります。
要介護認定されると介護保険が適用されます。
介護サービスを利用する場合、利用者の負担は介護利用料の1割から2割で、負担額は収入によって変わります。
この記事の目次
介護サービスの3つの種類
要介護の認定を受けた人が利用できる介護サービスには、大きく分けて
①居宅介護サービス
②施設介護サービス
③地域密着型介護サービス
の3つの種類があります。
①居宅介護サービス
居宅介護サービスとは、自宅で生活する人を対象とした介護保険の介護サービス全般のことを言い、訪問介護員(ホームヘルパー)などが居宅を訪問して行うサービスです。
ほかには、「デイサービス」や「ショートステイ」などがあり、家族の方が仕事や旅行などで一時的に介護に当たれないときに、被介護者が施設へ出向いて短期間介護を受けるサービスも居宅サービスに含まれます。
②施設介護サービス
施設介護サービスとは、介護保険施設に入居して受けられる介護サービスです。
介護保険施設には
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
・介護老人保健施設
・介護療養型医療施設
・介護医療院
の4つがあります。
必要とする介護の内容によって入所できる施設が異なってきます。
③地域密着型介護サービス
地域密着型介護サービスとは、認知症高齢者や要介護高齢者が、
住み慣れた地域でいつまでも生活できるように支援する介護サービスです。
介護サービスはその地域に住む住民を対象にして
市町村により指定された事業者がサービスを行います。