健康状態を管理をすることはとても重要です。
終末期の医療や延命措置に子供たちに伝えることはとても大切ですが、、
その前に今の健康状態を子供に伝えてしておくことも重要です。

直接口頭で伝えるのではなく、エンディングノートなどに書いて
伝えた方がいいです。

体調はどうか、持病があるのか、病院へは通っているのか、
どんな薬を飲んでいるのかなどについても伝えた方がいいです。

突然脳梗塞で倒れ、意識障害があり、判断能力を失ってしまうと
大変なことが起こります。

親が脳梗塞などで入院する場合、親の預貯金を使って支払うことが出来ないため、子供たちが入院時の保証金を立て替えたり、その後の医療費介護費も子供たちが立て替えることになります。

子供たちが親の医療費や介護費用を支払うことが難しくなると、
成年後見制度を利用される方が多いです。

成年後見制度を利用する場合は、戸籍謄本などの書類を集めて家庭裁判所に
後見の申し立てをする必要があります。必要な書類をそろえるのに
2~3週間ほどかかります。さらに、後見人が選任されるまでに約2か月ほど
かかります。後見人には弁護士や司法書士などが就任することが多くなっています。
親御さんの財産を第三者の後見人に管理されると子供たちにとってはストレスになります。

親御さんが子供たちと医療費や介護費などについて話し合いをせず、
体調に異変があることも子供たちに告げず、そのまま放置して、
体調が悪くなり、倒れてしまうと、子供たちに迷惑をかけてしまう場合があります。

子供たちから心配されても
「私のことは私が一番よく知っているから大丈夫。」
と言って、なにもされない方がいますが、

高齢者は身体的にだんだん衰えています。昔は大丈夫だったかもしれませんが今は状況が違いますので、大丈夫とは言い切れません。

何も準備をしていない状態で、親御さんが認知症などを発症して
介護をすることになると子供たちに迷惑をかけることになります。

認知症予防協会が作成した。「認知症自己診断テスト」をやってみてください。
これは「一般社団法人認知症予防協会」によるスクリーニングテストで、
インターネットの画面上でゲームのように気軽に認知症の診断テストが
できます。全部で10問です。

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