今回は家族信託と悪徳商法について解説いたします。悪徳商法はオレオレ詐欺などの特殊詐欺と並んで、よくニュースで観かけます。
悪徳商法のひとつである点検商法は住宅を訪問して
「無料で点検しますよ」と言って訪問して、
点検作業を行い、虚偽報告、破壊、又は不安をあおって、
高額な工事や商品を買わせる悪徳商法です。
この悪徳商法の被害にあう方の多くの方は高齢者です。
もしかしたら、これは悪徳商法かもしれないと感じたときは、
消費生活センターなど相談してください。
「クーリング・オフ制度」を利用すれば、
契約を申し込んだ後や契約の締結をした後でも、
契約を解除できる場合があります。
これを使って手続きをすれば、
鯛されたお金が戻ってくる可能性があります。
契約書にクーリング・オフができないと書いてあっても、
業者の人が、これはクーリング・オフができない契約だ
と言っても、クーリング・オフ制度を利用して、
契約を申し込んだ後や契約の締結をした後でも、
契約を解除できる場合があります。
また、違約金などを支払う必要もありません。
だから、怪しいと思ったら、消費生活センターなどに
相談してください。
点検商法は基本的に、人の弱みにつけこんだものです。
点検商法には
①台風や地震などの自然災害に便乗する手口
②水道局職員などを装って点検をさせる手口
③シロアリ駆除、布団の販売
などがあります。
①台風や地震などの自然災害に便乗する手口
・点検業者が保険会社への保険金請求を代行して、
多額のな手数料を請求してくる
・無料で点検するといって、相場よりもはるかに
高額な工事代金を請求してくる。
・業者によっては、保険金が払われても、
いつになっても修理をしない。
②水道局職員などを装って点検をさせる手口
・実際には問題ないにもかかわらず、
「水道水は汚染されているので、
料理などに水道水を使うとガンになる可能性があります。
この浄水器をつければ水道水がきれいになる。」
などとだまして高額な浄水器を売りつける。
③シロアリ駆除、布団の販売
床下の無料点検をおこなった後、
実際にはシロアリはいないにもかかわらず、
シロアリの画像や動画を見せて、
床下にシロアリがいるから駆除したほうがいいと
案内して、有料でシロアリの駆除サービスを行おうとする。
布団の無料チェックといって布団を点検した後、
この布団にはいろんな微生物などがついているから、
このままこの布団で寝ると病気になると言って、
高額な布団をすすめてくる。
様々な業者が巧妙な手口で高齢者からお金をだまし取ろうとしています。
何か怪しいと思ったら、必ず包括支援センターや消費者センターなどに相談してください。