戸籍謄本住民票の違いってわかりますか?戸籍謄本とは、同じ戸籍に入っている人の情報が書かれている書類。住民票は、同じ世帯に入っている人の情報が欠かれている書類のことを言います。戸籍謄本には家族関係について書かれていますが、住民票には一緒に住んでいる人の情報が書かれています。

戸籍謄本に書かれている内容

・氏名
・生年月日
・父と母の名前
・続柄
・婚姻
・本籍
・筆頭者
について書かれています。

※筆頭者とは
戸籍の一番最初に記載されている人です。戸籍の情報を特定するときに必要な情報となります。未婚の場合は、父か母が筆頭者になっていることが多いです。また、既婚の場合は、夫か妻が筆頭者になっています。筆頭者が亡くなっても、戸籍上の筆頭者は自動的には変わりません。

住民票に書かれている内容

・氏名
・生年月日
・性別
・現住所と住み始めた日
・前の住所
・世帯主

※住民票には親族関係のない人も一緒に乗せることができます。
※ひとつの戸籍には親と子の2台までしか乗せることができませんので、戸籍謄本には祖父母や孫の情報は載っていません。
※住民票には一緒に住んでいる人の情報が載っていますので、祖父母や孫と一緒に住んでいる場合には、同じ住民票に登録することができます。

戸籍謄本と住民票

本籍と住所の違い

・本籍とは戸籍がおいてある場所のことをいいます
・住所とはその人が住んでいる場所のことをいいます。

※本籍と住所が同じ方もいますが、引越しなどをすると本籍と住所が変わります。転籍をすれば、本籍と住所を同じにすることもできます。
※住所を変更する場合は、本籍を移動させる必要はありませんが、住所は移動させる必要が法律で定められています。

筆頭者と世帯主の違い

・筆頭者とは戸籍の最初に書かれている人のことをいいます。
・世帯主とは世帯の代表者のことをいいます。

※父親が戸籍の筆頭者で住民票の世帯主になっている場合が多いです。

続柄について

・戸籍謄本の場合…筆頭者から見た続柄
・住民票の場合…世帯主から見た続柄

請求先について

・戸籍謄本の場合…本籍にある市区町村役場
・住民票の場合…最寄りの市区町村役場

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