・すでに先祖から受け継いでいたり、購入したお墓がある場合は、四十九日に合わせて納骨します。
・新規にこれからお墓を建てる場合は、多くの手間や費用が発生しますので、一周忌や三回忌までに建てるぐらいの気持ちで、慎重に進めてください。
・墓地などを決めるときは、親戚などみんなが集まる葬式や四十九日法要のときに話し合ったほうが良いと思います。
・終活のひとつとして、自分で自分のお墓を購入される方もいます。
・生前にお墓を購入することを寿陵といいます。
・寿陵をすると長生きができたり、子孫繁栄ができると言われています。
・自分でお墓を購入すると、自分の好きなデザインの墓石を選ぶことができますので、自分らしいお墓が欲しい人は、新たにお墓を購入している方もいます。
・お墓は相続財産になりませんので、相続税がかかりません。
・古いお墓から新しいお墓に移すことを改葬といいます。
・県外に引越しをして、毎年遠方にある墓参りに行くのが大変だから、新しく近所に墓地と墓石の用意をして、お墓の引越しをする方も増えています。
・お墓の引越しをする場合は、お骨だけあるいは、お墓の中に入っているお骨の一部、または、お骨と墓石を新しい墓地に移動させることができます。
・改葬する場合に必要な手続きは、最初に新しいお墓を用意します。次に、今までお墓があった場所を管轄している市区町村役場で、改葬許可申請書を入手して、お墓の管理者から署名捺印をしてもらい、改装許可申請書を入手した市区町村役場に提出します。すると、改葬許可証がもらえます。
・改装許可証を引越し先のお墓の管理人に提出して改葬式の手続きは完了です。
・お墓の改葬をすると、今までお寺にお墓があった場合は、お寺と檀家の関係が終わりますので、トラブルが発生する場合がありますので、気をつけてください。