不動産の名義人を確認する

不動産の名義人が被相続人の名前になっているか確認します。

・住所と名義人が違う場合は、間違った登記事項証明書を取得した可能性がありますので、正しい登記事項証明書を取得しましょう。

登記事項証明書を確認する

・登記されている被相続人の住所、氏名は死亡時の住所・氏名と同じか確認します。

登記されている被相続人の住所と死亡時の住所が違う場合は、住所のつながりを証明する書類として、故人の出生から死亡までの戸籍謄本を用意する必要となる場合があります。

被相続人の単独名義になっているか、共有名義なのかを確認します。

不動産の名義人が単独名義になっている場合は、その不動産は相続の対象となりますが、共有名義になっている場合は、被相続人の持分のみが相続の対象となります。

不動産の名義人が祖父母の名義になっていないか確認します。

不動産の名義人が祖父母の名義になったままになっている場合は、祖父母の相続人がたくさんいる可能性がありますので、相続人調査が必要となります。

登記事項証明書の確認

抵当権や根抵当権などの担保が付いていないか確認する。

住宅ローンなどで借金をした場合、不動産に抵当権が付いている場合があります。完済しているにもかかわらず、登記に抵当権が付いている場合がありますので気をつけてください。

祖父母のときに設定されていた抵当権がそのまま残っている場合もあります。登記に抵当権が付いている場合は、不動産を売却できないので、抵当権などの担保を抹消する登記が追加で必要となってきます。

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