神武天皇山陵に親謁の儀
新元号の発表以前から、天皇陛下の退位に向けた一連の儀式は「宮中三殿」「伊 勢神宮」「天皇陵」などで行われています。
3月26日に「神武天皇山陵に親謁の儀」という儀式が執り行われました。 天皇陛下の退位に向けた一連の儀式の一つで、両陛下は神武天皇陵(同県橿原市)を参拝し、4月末に迫った退位を報告された。
親謁と は、天皇が自ら参拝するという意味で、神武天皇山陵は初代天皇「神武天皇」の お墓です。
場所は奈良県にある、大和三山のひとつで知られる畝傍山(うねびや ま)の北東、橿原(かしはら)神宮の北側に位置しています。
天皇陛下は、午前中に豊受大神をまつる外宮に参拝し、歴代天皇に受け継がれている【三種の神器】の剣と勾玉を持参されました。続いて皇后様も外宮を参拝されました。午後には、天照大神をまつる内宮を参拝されました。
昭和天皇山稜に 親謁の儀
皇室の儀式はたくさんあります。その多くがご先祖様への大意の報告だと思います。人生の節目にはお仏壇に手を合わせたり、お墓参りをしてご先祖様に報告し、命 を授かったことへの感謝の気持ちをつたえる。こういう習慣はとても大切だと思います。
ご先祖様の中で一人でも欠けてしまうと今の自分は存在しません。
今ある自分は、先祖様のおかけです。ご先祖様を大切にしましょう。相続は単なる財産の受け継ぎだけでなく、家族や歴史、文化の連綿とした継承でもあります。先祖の遺産を受け継ぐことは責任でもあり、彼らの価値観や教えを次代に伝える使命を帯びています。相続には調和と公正が不可欠であり、家族の一体感や信頼関係を築く重要な機会でもあります。遺産を大切に管理し、先祖の願いを尊重しながら、次代によりよい未来を築く手助けとなるでしょう。