終活についての問い合わせ内容
私は40代の女性です。
私の家族は、父・母・兄と私の4人家族ですが、
父と母はすでに離婚しています。
また、兄はすでに結構をしていて家庭を持っています。
私はまだ未婚です。
幼いころから、家庭とのコミュニケーションが
うまくとれず、人間関係がうまくいっていないです。
母は、がんになりました。父とはすでに離婚していますので、
私が母親と実家の面倒を見ています。
私も10年前に過労で倒れました。
あまり無理をすると私の体がもたないと感じています。
死んで家族に迷惑をかけたくないと思っている
ので、数年前から終活しています。
母が亡くなった場合、他の家族は葬儀をすることができません。
母の死後、兄はすでに結婚をして家庭を持っていますが、
兄の家族と私は反りが合わないので、何かを協力してすることが正直難しいです。
今度、葬儀社の見積は取る予定です。
水面下でいざという時の為に何をしておいた方がよい事のか
アドバイスをいただきたいです。
終活についてのアドバイス
死後事務委任契約というものをご存知でしょうか?
人が亡くなると、葬儀の主宰、役所への手続き、病院代等の清算、年金の手続きなど、様々な事務手続きが発生します。
通常、これら事務手続きは家族や親族が行ってくれますが、一人暮らしをしていて、身寄りがいない方の場合にはその手続きをしてくれる人がいません。
そういう場合には、この死後事務を行う方が誰もいないまま亡くなっていろいろな方に迷惑をかけてしまうことがあります。
そうならないように、死後の煩雑な事務手続きを生前にうちに誰かへ委任しておくことができる制度が「死後事務委任契約」です。
この死後事務委任契約は、相続業務などをおこなっている弁護士や行政書士などと契約することができます。