認知症とは老化現象ではなく、いろいろな原因で脳の細胞が減少したり働きが悪くなって、 脳が正常に機能しなくなって、記憶・判断力などに障害が起こり、記憶や思考、言葉を理解したり話したりすることが難しくなり、普通の生活が6ヶ月以上送れなくなった状態のことを言います。
認知症の初期症状
もの忘れがひどい
・今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
・同じことを何度も言う・問う・する
・しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
・財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
判断力・推理力が衰える
・料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
・新しいことが覚えられない
・話のつじつまが合わない
・テレビ番組の内容が理解できなくなった
時間・場所がわからない
・約束の日時や場所を間違えるようになった
・慣れた道でも迷うことがある
人柄が変わる
・細なことで怒りっぽくなった
・周りへの気づかいがなくなり頑固になった
・の失敗を人のせいにする
・「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた

不安感が強い
・ひとりになると怖がったり寂しがったりする
・外出時、持ち物を何度も確かめる
・「頭が変になった」と本人が訴える
意欲がなくなる
・下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
・趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
・ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
引用:公益社団法人認知症の人と家族の会が作成した「早期発見の目安」
財産管理については、認知症になる前は家族信託制度、認知症になった後は成年後見制度を利用していただきたいと思います。
家族信託の小冊子を作成しました。

