認知症のなかで最も発症する人が多いアルツハイマー型認知症は、
一度発症すると完治することはありません。

しかし、適切な治療を行うことで、治すことはできませんが
症状を遅らせることは可能です。

認知症の治療

治療方法


認知症を適切に治療することにより、病状を緩和させることができます。
そのため、認知症の症状がひどくならないようにするために、
認知症の早期発見・早期治療が大切です。

認知症の治療には以下のようなものがあります。

1.薬物療法

薬物療法では症状や進行を抑制させることが主な目的になります。

認知機能そのものの低下を示す「中核症状」と、
その中核症状と関連した感情、思考、そして行動の変化を総称した「行動・周辺症状」
の症状に対して薬物治療は一定の効果があります。

2.回想療法


昔好きだった音楽や懐かしい写真、昔使っていた思い出のある家庭用品などを見たり、
触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う心理療法です。

3.音楽療法

音楽鑑賞をしたり、認知症の方自身が歌唱、演奏を同時に行ったりします。

4.園芸療法

実際に園芸をすることによって五感を刺激することができます、
“生きる喜び”“できる喜び”を感じることができますので、
認知症予防、認知機能の維持・向上が期待することができます。

5.生活リハビリテーション


日常生活の作業をすることによって、人々や社会との繋がりの回復をして。
認知症予防、認知機能の維持・向上が期待することができます。

まとめ

これらの治療を行うことによって認知症の
症状を遅らせることは可能です。

しかし、一度発症した認知症は原則、完治することはできませんので、
元気なうちから認知症対策や認知症予防をしたほうが良いです。