今回は近くの葬儀屋さんの選択について解説いたします。

大切な家族の方がが亡くなると、悲しむ間もなくお葬式についての段取りなどを決める必要があります。葬儀社へ頼むのが一般的ですが、その場合、近くの葬儀屋さんに依頼すると思われます。

しかし、近くにある葬儀屋さんはいくつもあるので、選択が難しいと思います。
周りの評判を聞こうにも、お葬式のことは簡単には聞きにくい話題でもありますので、困ってしまう方もいると思います。

死亡診断書の書き方と提出先についてはこちらをご参照ください

・葬儀は家族だけで行うことができますが、準備など、難しいことも多いため、葬儀社などに依頼したほうが安心です。
・調査によると、葬儀の依頼先は葬儀社が7割、冠婚葬祭互助会や農協などが3割となっています。

近くの葬儀屋さんの選び方


・よりよい葬儀を行うためには、葬儀社選びが重要となります。
・ほとんどの方が、葬儀社を選ぶための情報収集をしていません。また、故人が亡くなる前から葬儀社を決めていません。身近な人がなくなってからあわてて葬儀社を決めているのが現状です。
・慌てて葬儀社の選択などをしているため、納得のいかない葬儀になってしまう場合があります。だから、時間があるときに葬儀社選びの情報収集と検討を行ったほうが良いです。
・終活のひとつとして、自分の葬儀の時にはどんな葬儀にして欲しいかを自分で調べておいて、エンディングノートに書いておけば、遺族の方も納得ができる葬儀ができると思われます。
・葬儀社を探すときには、インターネットで調べると見つかりやすいです。そのほかにも、折り込みチラシやパンフレット、口コミなどでも調べることができます。
・大手の葬儀社だから、納得ができる葬儀ができるというわけではありません。いろいろ情報を調べて、よさそうな葬儀社を絞れてきましたら、直接連絡して見積もりを出してもらったり、相談会や見学会に行ってみるといいと思います。
・見積もりは1社だけでなく、複数の会社から出してもらったほうが良いです。複数社の見積もりを比較検討することによって、いろんなことがわかってきます。

・見積書にはどんなものが含まれているかしっかりと確認してください。臨終から安置まで、通夜、葬儀と告別式、火葬などの項目があるか必ず確認してください。一式などと書かれている場合は、その内容も必ず確認してください。
・会葬御礼品や通夜ぶるまいの人数などは予想されている人数とあっているか、葬儀社のプランを利用する場合は、そのプランにオプションなどはあるか確認してください。

死亡届と火葬許可申請書についてはこちらをご参照ください


・納得ができる葬儀ができるように、納得ができるまで説明を受けてください。明確な見積もりを出してくれなかったり、丁寧に回答してくれない場合は選択肢からはずしたほうが良いかもしれません。

<葬儀社選びのポイント>


□ 葬儀社のホームページやパンフレットがあるか、内容や金額がわかりやすいか、
□ 事前の相談や見学に応じてくれるか、葬儀を行う場合、どういう風に行うのか確認することは重要です。相談や見学に応じてくれない場合や選択肢からはずしたほうが良いです。
□ 事前見積もりを出してもらったときに、細目があるか。他社の見積もりと比較してどちらのほうがコストパフォーマンスがよいか。
□ 地元に葬儀社の店舗や事務所があるか。インターネット上ではホームページがありますが、地元に店頭や事務所が無い場合は気をつけたほうが良いです。
□ こちら側の要望を聞いてくれるか。葬儀社が用意しているプランしか提供してくれない場合がありますので相談してみてください。
□ 専任の担当者がついてくれるか。担当者が変わると、依頼していた内容が変わってしまう可能性がありますので気をつけてください。
□ 葬儀費用が他の業者と比較して妥当か。葬儀社から値引きを提案してくる場合は気をつけてください。
□ 不要なプランのアップグレードを提案してこないか。こちら側の要望を伝えているのに、関係の無いオプションなどを何回も提案してくる場合はやめたほうが良いかもしれません。

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近くの葬儀屋さんの選び方

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