運動は健康に良いと言われていますが、驚くべきことに、運動をしていても糖尿病になる可能性があります。近年の研究では、遺伝的な要因や生活習慣だけでなく、運動に関わる要因も糖尿病の発症に影響を与えることが示唆されています。適切な運動や食事療法が不足すると、逆に血糖コントロールが難しくなり、糖尿病のリスクが高まることがあるのです。この矛盾した側面を理解し、総合的なアプローチで健康をサポートすることが重要です。

運動をしていても糖尿病になるかも

また、運動する時間がないという人は、デスクワーク中でもできる簡単なストレッチや運動を取り入れることもできます。例えば、机の前で足踏みをする、膝を曲げ伸ばしする、背伸びをするなど、1分程度の簡単な運動を取り入れることで、座りっぱなしの時間を短くすることができます。

また、昼休みや仕事帰りにウォーキングをする、自転車に乗る、ジョギングをするなど、運動を習慣化することも大切です。運動する時間を決めて、毎日コツコツ続けることが健康につながります。

さらに、健康診断などで血圧や血糖値、中性脂肪、BMIなどを測定し、自分の健康状態を把握することも重要です。定期的に健康診断を受けることで、自分の健康状態を把握し、改善するための具体的な目標を立てることができます。

以上、運動している人の盲点について紹介しました。運動は健康に必要な要素の一つですが、座りっぱなしの時間が長いと、健康に悪影響を与えることがあることを忘れずに、適度な運動と座りっぱなしの時間を減らす工夫を取り入れて、健康を維持しましょう。

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