遺留分とは
公開日 : / 更新日 :
遺留分とは、相続人に法律上保障された一定の割合の相続分のこといいます。この場合の相続人とは配偶者又は子(※場合によっては直系尊属)に限られます。兄弟姉妹には遺留分がありません。
被相続人は生前に自分の財産を自由に処分することができます。また、相続のときにも、被相続人は自分の財産を遺言で第三者に自由にあげることができます。
しかし、相続には遺された相続人の生活保障や清算的側面もありますので、相続人に一定の割合で相続財産を受け取れるように法律上保障だれています。
詳しくは、法定相続分と遺留分をご参照ください。
家族信託の小冊子を作成しました。


にほんブログ村
遺留分とはの関連動画
関連記事
遺言書とは
遺言書とは、もし自分が亡くなったときに、自分の財産をどのように使って欲しいかについて書いた文書です。 遺言書を書いておくと、自分が亡くなった後の財産の分け方について書かれているので、相続人が全員集まって行う遺産分割協議を…
準確定申告
準確定申告とは ・確定申告が必要な方が、確定申告する前に亡くなられた場合、亡くなられた方の代わりに相続人などが所得税の申告を行う必要があります。このことを準確定申告といいます。 準確定申告の対象者 準確定申告の対象者は、…
代償分割
代償分割とは 代償分割とは、特定の相続人が不動産を相続し、他の相続人に対してその代償金を支払う遺産分割の方法です。 たとえば、父、母、長男、二男の4人家族で、父が亡くなりました。相続財産は4000万円の価値がある不動産と…
寄与分
寄与分とは 寄与分とは、法定相続人の中に相続財産の維持や増加のために特別の寄与または、貢献をした者がいる場合に、その貢献度に応じて、寄与者の遺産取得分を多くすることができる制度です。 寄与分が認められる場合 寄与分が認め…
特別受益
特別受益とは 相続人の中に被相続人から生前に贈与や遺贈を受けていた場合、公平に相続を分割すると不公平になります。そのため、生前に受け取った財産を相続分から差し引く制度です。 相続開始時に被相続人が残した財産の価額に、贈与…