最近、銀行に家族信託みたいな商品があります。
しかし、銀行で家族信託の手続きを行っても、
このホームページで説明している家族信託とは違うものとなります。
このホームページで説明している家族信託では
・認知症対策
・相続対策
等をすることができます。
これに対して、銀行等で「家族信託」と名の付いた商品が有りますが、その商品は銀行が預かり先となる預金に近い商品となっています。
例えば、みずほ銀行の家族信託には「安心の贈りもの」
という商品がありますが、この商品ではお金を信託銀行に預けておいて、
預けた人が亡くなったら一括で指定した人にお金が支給されるタイプと、
分割で毎月○○円と支給されるタイプの商品が選べます。
そのため、認知症対策をすることはできません。
・自分が亡くなった時の葬儀費用を支払うときに、自分の預貯金で支払えるようにしたい。
・自分が亡くなった後に毎月定額を家族に給付するようにしたい。
とお考えの場合は、銀行の家族信託をご利用ください。
これに対して、認知症対策、相続対策などをしたい場合は
家族信託の専門家にご相談ください。
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