【遺族年金について】

・遺族年金とは、亡くなられた方が、国民年金あるいは厚生年金に加入していた場合、残された遺族に支給される公的年金制度のことです。

・遺族年金には以下の2つがあります。

  • 遺族基礎年金

・亡くなられた方が、国民年金の被保険者または老齢基礎年金の受給資格期間を満たしたときに支給されます。

  • 遺族厚生年金

・亡くなられた方が、会社員や公務員などで、厚生年金に加入していた場合支給されます。

・生計を支えていた人が亡くなり、遺族の暮らしを支えるのが遺族年金ですので、生計を維持されていたことが前提となります。

・生計を維持されていた人の2つの要件

  • 亡くなられた方と生計を同一にしていた。
  • 将来にわたって得られる年収が850万円を超えない。

・故人が亡くなられたときに年収850万円以上あったとしても、将来5年以内に年収850万円を下回ると認められる場合は、遺族厚生年金の受給対象者になる可能性がありますので確認してみてください。

・年金で支給される金額は、賃金や物価の変動により変わります。

・亡くなられた方が加入していた年金や、家族構成によっても受け取れる金額が変わってきます。

・受給資格があっても、受給期間があったり、資格が消滅する場合もあります。

 

【遺族基礎年金受給者の要件】

  • 支給要件

・国民年金加入中に亡くなられた。あるいは、老齢基礎年金の受給資格を満たした人が亡くなった。

・亡くなられた方に生計を維持されていた子がいる配偶者。または、配偶者がいない場合の子

 

  • 受給資格

・故人が亡くなられた日の2ヶ月前までの加入期間のうち、3分の2以上の保険料納付済み期間などがある。

・故人が25年以上国民年金の保険料を納めていた。

・65歳未満の方が2026年3月31日までに亡くなられた場合は、亡くなられた日の属する月の2ヶ月前までの1年間に保険料の未納が無いこと。

  • 受給権者

・亡くなられた方に生計を維持されていた子のある配偶者。(配偶者がいない場合はその子。)

 

【遺族厚生年金受給者の要件】

■支給要件

・故人が遺族基礎年金の支給要件を満たしていた。

・故人が厚生年金加入中に亡くなった。

・故人は会社を退職していたが、被保険者期間中に患った病気や怪我が原因で、初診の日から5年以内に亡くなられた場合、

・故人が老齢厚生年金の資格期間を満たしていた。

・故人が1級・2級の障害厚生年金の受給資格があった。

 

■受給資格

・故人が遺族基礎年金の受給資格を満たしていた。

・故人が亡くなられた日の2ヶ月前までの加入期間のうち、3分の2以上の保険料納付済み期間などがある。

・故人が2026年3月31日までに亡くなられた場合は、亡くなられた日の属する月の2ヶ月前までの1年間に保険料の未納が無いこと。

■受給権者

・受給権者には以下の優先順位があります。

  • 配偶者
  • 子や孫
  • 父母、祖父母

 

【請求方法】

  • 請求先

・遺族基礎年金:住所地の市区町村役場

・遺族基礎年金以外:最寄りの年金事業所または年金センター

  • 提出書類

・遺族基礎年金:年金請求書(国民年金遺族基礎年金)様式第108号(PDF 405KB)

・遺族厚生年金:年金請求書(国民年金・厚生年金保険遺族給付)様式第105号(PDF 441KB)

  • 提出に必要なもの

・年金手帳

・年金証書

・恩給証書

・戸籍謄本

・世帯全員の住民票の写し

・亡くなられた方の住民票の除票

・所得証明書

・課税(非課税)証明書

・子の在学証明書または、学生証など

・死亡診断書のコピー

・請求者の預貯金通帳

・印鑑

 

 

 

※詳しい情報につきましては住所地の市区町村役場、最寄りの年金事業所または年金センターにお問い合わせください。