・年金を受給する場合は、原則1人1年金となっていて、複数の年金を受け取れる条件を満たしている場合は、そのうちのひとつを選択することになっています。

・たとえば、老齢年金と障害年金の両方を受け取る条件を満たしているときは、どちら選択する必要があり、両方を受け取ることはできません。

・遺族年金は、遺族基礎年金と遺族厚生年金の両方を合わせてひとつとなっています。

・65歳以上で、遺族厚生年金と老齢厚生年金を受け取る権利がある方は老齢厚生年金が優先して支給されます。老齢厚生年金より遺族厚生年金のほうが高い場合は、その差額を老齢厚生年金に加算されて支給されます。

・複数の年金から選択した年金の受給権利を失ったり、支給停止になった場合、または、選択していた年金より選択していなかった年金のほうが高くなった場合は、選択していなかった年金に切り替えることができます。

・遺族年金は支給停止の条件を満たすと支給が停止されますが、状況が変わり至急停止の条件から外れると、支給が再開されます。

・配偶者が遺族年金を受給していたときに他の人と再婚すると、遺族年金の受給資格がなくなります。

・以前は遺族年金の受給権者は、子供のいる妻、子に限られていましたが、現在では、子供のいる配偶者、子に変更し、父子家庭でも遺族基礎年金を住できるようになりました。

 

【どちらか選択しないといけない年金】

  •  (遺族厚生年金+遺族基礎年金) OR 障害厚生年金
  •  (遺族厚生年金+遺族基礎年金) OR 旧厚生年金の遺族年金
  •  (遺族厚生年金+遺族基礎年金) OR 特別支給の老齢厚生年金

 

【両方とももらえる年金の組み合わせ】

  • (遺族基礎年金 OR 老齢基礎年金) + 遺族厚生年金
  • (遺族基礎年金 OR 障害基礎年金) + 遺族厚生年金

 

 

【遺族年金の受給権が消滅する要件】

 

  • 受給権者が亡くなったとき
  • 受給権者が配偶者で事実婚を含め、結婚したとき
  • 受給権者が配偶者で、直系血族および直径姻族以外の方の養子になったとき
  • 受給権者が配偶者で離縁などにより、亡くなられた人との親族関係が無くなったとき
  • 受給権者が子や孫で、18歳になって、最初の4月1日を迎えたとき

・障害1級、2級の状態にある場合は20歳になって、最初の4月1日を迎えたとき

・障害1級、2級の状態にあり、18歳になって最初の4月1日を迎え、その後20歳になるまでに、障害1級、2級の状態でなくなったとき。

 

  • 受給権者が父母・孫・祖父母の場合、亡くなられた人の死亡当時、胎児であった子が生まれたとき
  • 受給権者が亡くなられた方の妻で、亡くなられた方の死亡当時30歳未満で子がいなくて、30歳になる前に遺族基礎年金を失ってから5年過ぎたとき

 

※詳細につきましては、最寄りの年金事務所または年金相談センターまたは社会保険労務士に確認お願いします。