今回は家族信託預貯金について解説いたします。

家族信託をするときに、信託財産の中に預貯金がある場合、家族信託契約書の信託財産目録に、
「○○銀行○○支店 口座番号 ×××の普通預金及び定期預金」や
「○○銀行○○支店に対する一切の預金債権」
と記載するだけでは不十分です。

家族信託と預貯金について

家族信託契約後は銀行窓口へ

日本の金融機関では相続の場合も同じように、口座番号は変更しないで、
名義だけを他の人に変更することはできません。

そのため、親(委託者)名義の銀行口座をそのままにして、
名義だけを子供(受託者)に変更して子供(受託者)が預貯金を管理することはできません。

また、家族信託契約書の信託財産目録預貯金について書く場合は、
「○○銀行○○支店 口座番号 ×××の普通預金及び定期預金」と記載するより
「現金 金○○円」と記載したほうがいいです。

家族信託契約を交わしても、子供(受託者)が自動的に親(委託者)の預貯金口座から自由におろせるようにはなりません。

そのため、家族信託の契約書を公正証書化した後に、親(委託者)と子供(受託者)はなるべく早く銀行窓口に行き、親(委託者)の口座から子供(受託者)が管理する信託口口座(信託専用の口座)に、家族信託契約書の信託財産目録に記載されている現金額を実際に移動させることが必要になります。

家族信託の小冊子を作成しました。

家族信託と預貯金
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